国民健康保険制度

国民健康保険(国保)とは、病気やけがをしたときに安心して医療等が受けられるため、加入者(被保険者)が保険料・税を納め医療費の負担を支え合う制度です。

国保は、市町村や国保組合が保険者となり運営されています。医療の給付だけでなく、広報活動や保健事業などをとおして、地域住民の健康づくりにも積極的に取り組んでいます。

国保は、わが国の医療保険制度の中核として、地域住民の医療確保、健康保持増進に大きく貢献しています。

国保に加入する人

職場の健康保険(健康保険組合や共済組合など)に加入している人や、生活保護を受けている人などを除くすべての人が国保に加入します。
国保では未成年者や幼児、世帯主や家族の区別なく、みんなが平等に加入します。

こんな人が加入します

  • お店などを経営している自営業の人
  • 農業や漁業などを営んでいる人
  • 退職して職場の健康保険などをやめた人
  • パートやアルバイトなどをしていて、職場の健康保険などに加入していない人
  • 外国人登録をしていて、3カ月を超える在留資格が決定された方等

国保に入るとき

  • ほかの市町村から転入したとき(職場の健康保険などに加入していない人)
  • 職場の健康保険などをやめたとき
  • 出生したとき
  • 生活保護を受けなくなったとき

国保をやめるとき

  • ほかの市町村へ転出したとき
  • 職場の健康保険などへ加入したとき
  • 死亡したとき
  • 生活保護を受け始めたとき

後期高齢者医療制度

従前の老人保健制度が廃止となり、平成20年4月から新たな高齢者医療制度として、後期高齢者医療制度が創設されました。
75歳以上の方(一定の障害のある65歳以上の方を含む)は、後期高齢者医療制度で医療を受けることになります。